プログラマーとしての将来の具体的なビジョンを描くために知っておきたいことのひとつが、プログラマーの種類です。え?プログラマーに種類があるの?と思う人もいるでしょう。プログラマーは扱うプログラムの対象・分野で大きくわかれます。目指す分野によって学ぶべきプログラミング言語も変わってきます。少々専門的な内容も含まれますので、今は全て理解できなくても問題ありません。予備知識として、プログラマーにも色々な方向性があるんだなぁというイメージを持ってもらえればと思います。
WEBシステムを開発するプログラマーです。WEBシステムとは、インターネット上または社内イントラネット上などで、ブラウザを使って提供されるシステムのことを言います。例えば身近なところでは、ホテルやサロンなどをインターネットで予約できるようなネット予約のプログラムや、ネットショップのプログラムなどがWEB系にあたります。
デザインなどの見た目や、UI(ユーザーインターフェイス)も重要な要素ですので、デザイナーやUI設計者などもチームに加わり大きなプロジェクトで開発を進める大規模システムもあります。プログラマーはプログラムを実際に動かすためのプログラミングを担当します。
プログラミング言語は、Java、PHP、Perlなどがよく使われます。
電子レンジなどの家電製品や、スマートフォンじゃない携帯電話、デジカメ、自動車など、一般の人が意識しないようなところで動作しているコンピュータの制御プログラムを書くプログラマーです。身近なものからそうでないものも含め、本当に様々なモノがコンピューター制御で動いている現代では、地味ながらも需要がある分野です。
プログラミング言語は、C、C++、アセンブラなどが多いです。
汎用機系とは、専用のOSやコンピューターを用いて開発するシステムのことを言います。他のコンピューターとの互換性がないシステムで、高い信頼性と安全性が要求される業務などに使われます。代表的な例では金融機関のシステムなどが汎用機系にあたります。最近では、汎用機系のシステム開発は減少してきています。
オープン系は汎用機系の逆で、Windows,Linux、Unixなど、複数のOSやコンピューターで構成されるシステムや、オープンソースを使ったシステム開発のことを言います。プログラミング言語は主にC、C++、Javaなどが使われることが多いです。
手に職がつけて将来性もある人気の職種、プログラマー。実際にプログラマーとはどんな仕事をしている人なのでしょうか?プログラマーの仕事内容と普段のお仕事風景を、わかりやすく説明しています!プログラマーになった自分をより具体的にイメージして、プログラマーへの道を目指しましょう!
スクールに通うには、高い授業料と時間が必要。経済的にもスケジュール的にも、なかなかそんな余裕がとれないため、入門書やインターネット上の情報を使って自己流で独学でプログラミングを勉強している人は、結構たくさんいます。ゼロから独学で勉強してプログラマーになる道について、詳しく解説します。
働いてお給料をもらいながら上質な教育を受けられる、企業の研修制度で学ぶ方法。未経験からプログラマーになりたい人にとって最高の環境ですが、実はそこにも注意したい落とし穴があります。「未経験可」で募集している会社にプログラマー志望で入社する際の、注意点を紹介します。未経験可だからといって必ずしも研修制度が整っているとは限りません!