ところで、プログラマーとは実際どのような仕事をしているのでしょうか?
プログラマーとは、一言で言えば、プログラミング言語を用いて、プログラムを書く職業のことです。プログラミング言語?プログラムを書く??つまりどういうことでしょう?そう、わかるようでわからない、プログラマーのお仕事。プログラマーを目指すなら、まずはプログラマーの仕事内容について理解しておきましょう!
コンピューターに仕事をさせるための命令を記述することをプログラムといいます。命令といっても、コンピューターは人間の言葉はわからないので、コンピューター語を使います。このコンピューター語をプログラミング言語といいます。プログラマーとは、「プログラミング言語を用いて、プログラムを書く仕事」=「コンピューター語を使ってコンピューターへの命令を書く仕事」ということになります。
プログラミング言語には、C言語、C++、javaなど、たくさんの種類があります。また、プログラムにもたくさんの種類があり、スマートフォンや家電製品、自動車に至るまで、実に様々なモノがコンピューター(の中のプログラム)によって制御され、稼動しています。
コンピューターは、万能ではありません。人間のように「自分で判断して動く」ということができません。プログラマーが書いたプログラムの指示通りにしか動くことはできません。間違ったプログラムを書けば、その間違った命令のとおりの動きをします。人間であれば、命令が多少曖昧でもうまく処理することができますが、コンピューターにはそれができません。コンピューターはどこまでもプログラムに忠実です。
コンピューターにどういう動きをさせるかを定義した設計書を仕様書といいます。プログラマーはその仕様書の通りにコンピューターが動くように、プログラムを書きます。プログラマーの書いた命令が間違っていたり、命令に抜けがあったりすると、コンピューターは仕様書の通りに動いてくれません。これをバグと呼びます。そもそも間違った書き方をすれば、コンピューターは全く動いてくれません。たった1文字違うだけでも、コンピューターはその意味を理解してくれないのです。
プログラマーは、デスクに座り一日中パソコンに向かって、高速でキーボードを打ち続けています。もちろん打ち合わせなどのために席を立つこともありますが、プログラミングが仕事ですので、一日中座りっぱなしでパソコンの画面に向かってプログラムを記述し続けます。
そして、プログラマーは常に納期と戦っています。「決められた期限までに、決められた動作をするプログラムを書く」 これが、プログラマーの任務です。コンピューターはどこまでもプログラマーの書くプログラムに忠実ですから、プログラマーが戦う相手はコンピューターではありません。コンピューターが思うように動いてくれないとしたら、コンピューターが反発しているわけではなく、自分が書いたプログラムにそのような命令が書かれているということになります。プログラマーは、常に自分との戦いの日々を送っているのです。
手に職がつけて将来性もある人気の職種、プログラマー。実際にプログラマーとはどんな仕事をしている人なのでしょうか?プログラマーの仕事内容と普段のお仕事風景を、わかりやすく説明しています!プログラマーになった自分をより具体的にイメージして、プログラマーへの道を目指しましょう!
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