基礎知識の勉強は必須!研修制度のある会社に就職-プログラマーになるには?

研修制度のある会社に就職-プログラマーになるには?

研修制度のある会社に就職-プログラマーになるには? 未経験者を採用して研修制度を受けさせることでプログラマーとして育成してくれる企業があります。そういう企業に就職することが、働きながら学ぶ道です。実はこれがプログラマーへの最短距離かもしれません。

なぜ未経験者を採用するの?

技術を売りとする企業では、他社の技術や風習にそまった経験者を嫌い、まっさらな未経験者を自社の社風や技術方針に合うように育てたいという場合があります。未経験者は言うなれば真っ白なキャンバスで、前の会社ではこうだったというような癖もついていないので、新しい技術をスムーズに吸収できるというメリットがあるのです。

企業の研修制度は2種類あります

社内研修制度は大きくわけて2種類あります。一つは、業務とは完全に切り離し、研修のみを受けさせる研修制度です。業務開始に必要なスキルを習得するため専用のカリキュラムが組まれています。通常、1ヶ月~3ヶ月程度の一定期間、そのカリキュラムに沿ってプログラムを勉強します。社員として採用されていますので、研修期間中もお給料をもらえます。
もうひとつの研修制度は、OJT(On the job Training)と呼ばれるもので、実際の業務に携わりながら仕事を覚えていく方法です。OJTとは、最初は簡単なことから始まり徐々にこなす業務の難易度をあげていくステップアップ方式で、上司や先輩がつき、その業務をこなすための知識や技術などをその都度教えていくという教育制度です。OJTでは、実務の中で学ぶため、より実践的で具体的な学びを得ることができますが、初級程度のプログラミングスキルがあることが前提になります。
入社当初は社内研修プログラムで研修期間を設け、研修期間が明けたら一定期間OJTを受けるという2段階の教育方法をとる企業も少なくありません。

それでも自分で学習する姿勢は大切!

いずれにしても、まったく無知の状態で入社するよりも、多少なり勉強しておけば研修の内容を理解するスピードも早いし、業務になじむのも楽になります。基礎知識程度なら、インターネットを使えばいくらでも学習できますので、少しでも自分の力で知識を習得する努力は大切です。その向上心と意欲は、企業にも同僚や先輩にも伝わり、やる気のある人には教える方も熱が入るので、自分の成長のためになります。IT業界はめざましい速さで進歩しているため、一人前のプログラマーも、優秀な人ほど常に新しい技術と知識を勉強し続けています。

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